よこすかグルメきっぷで観音崎灯台へ!よこすか海軍カレーを食べてきた

こんにちは、みなです!

前回に引き続き横須賀にお出かけしたレポートを書いていきたいと思います。

朝早くから「日米親善よこすかスプリングフェスタ」にお出かけしたみなとゴジラくんは、午後2時過ぎに横須賀基地を後にして、横須賀中央駅に戻り、浦賀方面へと向かうことにしました。

今回は、「よこすかグルメきっぷ」を使い、横須賀中央駅から浦賀の「観音崎灯台」へ向かいます!

横須賀海軍カレー本舗へ寄り道! 絶品?カレーソフト

みなとゴジラくんは、横須賀基地からまずは歩いて横須賀中央駅に戻ることにしました。
その途中に立ち寄ったのが、横須賀中央駅にほど近いところにある「横須賀海軍カレー本舗」です。

横須賀海軍カレー本舗は、よこすか海軍カレーの代名詞といっていいほど有名なお店らしく、メディアにもたびたび取り上げられています。

1階が売店、2階がレストランになっていて、2階のレストランで提供される海軍カレーは、みなとゴジラくんが使った「よこすかグルメきっぷ」の対象店舗にもなっています。
ですが、人気店ゆえに、多少なりとも待ち時間が発生します。この日も、何組かお客さんが待っているようでした。
(混雑するときは、10組以上待つらしいです…!)

みなとゴジラくんは、1階の売店で横須賀のお土産を探すことに。
みなはレトルトの「よこすか海軍カレー」を買いました。これ、1食分しか入っていないのに400円以上した気がします。

お高い!

そして、横須賀海軍カレー本舗のもうひとつの名物「カレーソフトクリーム」を購入。
ほんのり黄色のソフトクリームです。

お味は……うん、そこそこ。
カレー味というほどカレーの風味は強くなく、基本はバニラで、口に含むとカレーの香りがする、くらいの感じでした。
カレー大好きなみなとしては、もっとカレーが攻めてこい! って気持ちになりましたが、ソフトクリームであるということを考えると、これくらいがギリギリのバランスなのかもしれません。

そして、ゴジラくんはいっしょに「携帯サブレー」なるものを購入。
あけてみたら……

割れてました(悲しい)?

最近もうこんな携帯ないですよね…。
横須賀は「携帯電話発祥の地」だというので、こういったお菓子があるそうです。パッケージに書かれている「YRP」は、「横須賀リサーチパーク」の略とのこと。

味はふつうのサブレでしたよ!!
名物を楽しんだあとは、京急本線に乗って、いざ観音崎へ向かいます!

観音崎灯台へ! 日本最初の洋式灯台!

横須賀中央駅から観音崎へは、京急本線で浦賀へ行き、そこから京急バスに乗ることになります。乗るバスは 浦3系統「観音崎」行です。そのままですね。

横須賀中央駅~浦賀駅が約15分。
浦賀駅~観音崎が約15分。

乗換の時間なども考慮すると、観音崎バス停までは約40分ほどの道のりです。
料金は片道380円ですが、すべて「よこすかグルメきっぷ」のフリー乗車区間にあたるので、乗り降りは自由です!

ひゅーひゅー!

浦賀といえば、ペリーが黒船に乗ってやってきた地として有名ですよね。
さぞかし港町として栄えたのだろう、と思っていたのですが……意外に駅は小さく、降りる人の姿もまばらです。

京急浦賀駅のたたずまいは、どこかノスタルジック。なにかの映画や物語に出てきそうな雰囲気です。
天気が曇っていることもあって、やや物寂しい感じすらします。

そういえば、京急浦賀駅の接近メロディは「ゴジラ」のテーマらしいのですが、全然気づかなかったなあ……ゴジラくんは気づいていたのかしら?

浦賀駅からバスに乗り、海辺の街並みを抜けて観音崎へと向かいます。
この道のりも、観光道路というよりも、地元の住民の方々の生活道路という感じ。バスを利用しているのも、観光客より地元の方の方が多いように見受けられます。

それでも、観音崎に到着すると、観光バスやバイクなどが停まっていました。

観音崎灯台は、県立観音崎公園のなかにあります。
観音崎バス停からは、一応歩いて15分ほど…となっていますが、上りが続くこともあり、ややしんどさを感じます。

公園の中にはバーベキューができる場所などもあって、もう少ししたら家族連れなどでにぎわいそう。

「東京湾海上交通センター」の隣を通ってさらに上ります。
(ちなみに東京湾海上交通センターには入れませんでした。閉まってた……)

坂を上り、階段を上り続けて……やっと!
観音崎灯台です!!

 

歴史溢れる観音崎灯台を上る

観音崎灯台は、日本最古の洋式灯台として知られ、浦賀水道の道しるべとなる存在です。
江戸時代の終わり、日本は鎖国を終了し、各国と交易を始めます。その際に、航路の安全を守るために灯台を作る条約が定められました。
そしてつくられたのですが、観音崎灯台です。(その後も、条約に従って複数の灯台が設けられています)

そんな観音崎灯台は、「フレネルレンズ」を使用しています。
もともと灯台用に開発されたということもあり、通常のレンズに比べて、薄いのにとても明るく光を反射するそうです。

灯台のとなりには小さな資料館があり、このフレネルレンズの仕組みや、灯台の歴史などが展示されていました。

……とはいっても、よくわかんないんですけどね!

観音崎灯台の下には、昔懐かしい観光望遠鏡が備え付けてありました。ゴジラくんは大喜び。望遠鏡をのぞいて大はしゃぎです。

大の大人が、有料の望遠鏡にきゃっきゃしながらかじりつく絵って、なかなか見られないですよね……。向こう岸に「東京湾観音」という大きな観音様があるそうで、ゴジラくんはそれを時間いっぱいまで一生懸命に探していました。

さて、いよいよ灯台に入ります。
灯台の中にある狭い階段をのぼっていきます。ちょっと人がすれ違うのは怖いくらいで、狭いよって注意書きが書いてあります。

これを上っていくと、灯台の上に出ることができます。先ほどのフレネルレンズが実際においてあって(灯台なので当然なのですが…)間近で見ることができます。

また、外に出ることもできます。
これはちょっと怖くて、みなは早々に中に戻ってしまいました。

灯台を見終わった後は、ゴジラくんが砲台跡を見たいというので、来たのとは違うルートから帰ることにしました。

じゃん。

これが砲台跡……?だそうです。
レンガでつくられたトンネルがあったりしますが、全体的にコケや木のつたに覆われていて、今は昔と、自然の強さを思わせる見た目になっています。

砲台跡を経由して、道を降りて、降りて……

こんな看板に行き会ってしまうあたり、気持ちちょっと迷った感があり、かなり歩いたのですが、しばらく歩くと開けた道に出ました。

そして、ここにいたのが……

猫!????

猫だらけ。めっちゃいます。
人になれているのか、近寄っても、なでても逃げません。
それどころか、膝の上にも乗る始末ですよ!!

なんだココは、天国か……!!!

猫が大好きなみなとゴジラくんは、ここでひとしきり猫を愛でてしまいました。
おそらく野生だと思うのですが、どうしてこんなにいっぱいの猫がいるのでしょう……?

後から知った情報によると、この近くにゴジラの足跡があるんだとか……(ゴジラくんも知らなかったらしい)今度行ったら、ぜひ見ておきたいですね!

観音崎灯台

さてさて、猫とたわむれたみなとゴジラくんは、歩いてとある場所へと向かいます。
時間はもう午後4時半。
くたくたで、おなかもぺこぺこです。

そう、カレーを食べに行くのです!!

海を見ながらよこすか海軍カレーを実食!

観音崎のバス停から20分ほど歩くと、京急観音崎ホテルのレストラン「レストラン浜木綿」が見えてきます。

本当は疲れていたのでバスに乗りたかったのですが、本数が少ないため歩いてくことにしました。

観音崎からレストラン浜木綿への道のりは、片側に海、そしてもう片側には美術館の建物が見えて、とても開けた、そしておしゃれな雰囲気になっています。
道がしっかり整備されていて、歩道も広いので、疲れていなければデートコースにもぴったりだと思います。

そう、疲れていなければ。
めちゃくちゃ疲れていたので、このあたりの写真が一枚もないのですね…。

そして、とうとうたどり着きました「レストラン浜木綿」!
(はまもめん、ではなく「はまゆう」と読みます)

中はとても天井が高く、広々としています。一面がすべて窓になっており、ご飯を食べながらゆっくり海を眺めることができます。

時間帯が少し遅く、すでにディナーの用意が始まっているお席もありましたが、入り口で尋ねるとまだ海軍カレーの提供はOKとのことでした。

みなとゴジラくんはお席に案内してもらい、グルメきっぷを使いたいことを伝えます。

ちなみに、このレストラン浜木綿のよこすか海軍カレーは、「よこすかグルメきっぷ」の対象店舗としてはひとつだけ遠く離れた場所にあります。
よこすか海軍カレーというのは、決められたお店しか名称を使えないんです。しかも原則横須賀市内での提供になるので、浦賀で提供しているここは例外のお店なんですね。
おそらく、京急の系列だから入れたのかなと思いますが、なかなかここまで来る人も珍しいのでは……。

そして、待つこと数分。
じゃじゃじゃーん!!!

待望の、よこすか海軍カレーが登場です!!!

よこすか海軍カレーは、カレー・サラダ・牛乳がセットになって出てくるのが正式。ということで、ここでもサラダと牛乳がついてきます。さらに追加で、おいものチップスがついてきました。

お味は、とってもおいしかったです!!
中辛~少し辛め、くらいの辛さで、お子様舌のみなには最初少し辛いように感じたのですが、全体に行き渡ったフルーツの味が辛さを和らげてマイルドにしてくれます。

スパイシーだけどフルーティという、一見ちぐはぐなように思えるのですが、ふたつがうまく融和して、たぶん小学校中学年くらいからなら食べられるんじゃないかな、くらいの辛さに落ち着いていました。
(辛いのが苦手な子は難しいかも。ジャワカレー中辛くらいの辛さですかね……って言ったら、なんか悪い気がしますけど、それくらいが食べられるなら問題ないと思います)

お腹がペコペコだったみなとゴジラくんは、おいしいおいしいと言いながらカレーを完食。
ごちそうさまでした。

ちなみに、この浜木綿の横須賀海軍カレー。

お値段なんと……1,900円!!!

よこすかグルメきっぷが2,030円なので、これを食べるだけでほぼ元が取れてしまう計算になります……!!!
なんとお得であることか……!!

別にそのために観音崎まで来たわけではないのですが、せっかくフリー切符があるのだから使ってみようと一番遠い場所まで来たら、その値段にびっくりしてしまったのです。
さすがホテルのレストラン。

あと、お手洗い綺麗でした。
さすがホテルの(ry

観光に行くと結構お手洗い事情って深刻なので、みなはできる限りきれいなお手洗いを探しておくようにしています。これからもちょこちょこ「ここのお手洗いが良かった」って書いていくと思いますので、ぜひよろしくお願いします。

カレーを食べてお腹いっぱいになったみなとゴジラくんは、観音崎のバス停まで歩き、浦賀行きのバスに乗って、帰路についたのでした。

レストラン浜木綿

今回の結論:よこすかグルメきっぷはお得!

次はどこにお出かけしようかな~~?