長崎旅行記:03 1日目・長崎ランタンフェスティバルへ!夜の新地中華街でランタンと長崎銘菓を堪能

ランタンフェスティバルの様子

こんにちは! みなです。

今回は、長崎旅行記の1日目、夜の様子をお届けします。

意図して時期を合わせたわけではなかったのですが、みなとゴジラくんが長崎を訪れたのは、ちょうど長崎ランタンフェスティバルの時期。
これは見に行かずにいられない、ということで、チェックインを済ませた私たちは、フォルツァ長崎から、夜の長崎市外へと繰り出したのでした。

長崎ランタンフェスティバルってどんなイベント?

長崎ランタンフェスティバルとは、毎年冬に長崎で行われるイベントです。

長崎は貿易の町だったこともあって、中国の人たちが住んでいた「新地中華街」があるのですが、そこの人たちが中国の旧正月をお祝いするために行っていた行事が、ランタンフェスティバルとなったそうです。
期間中は新地中華街を中心に、長崎の町がランタンで飾られ、皇帝パレードや中国獅子舞などのイベントも行われます。

≫あっとながさき 長崎ランタンフェスティバル

いざ新地中華街へ! ホテルフォルツァ長崎からのアクセスは抜群

私たちが宿泊した「ホテルフォルツァ長崎」から新地中華街へは、歩いて10分ほど。商店街のアーケードを抜けていくので、夜でも明るくて安心です。
しかし、小腹が減ったみなとゴジラくん、ホテルを出てすぐのところにある「岩崎本舗」で、「長崎角煮まんじゅう」を購入しました。

長崎名物・角煮まんじゅう

角煮まんじゅうは長崎名物で、白くてもちもちした皮に、とろとろの角煮が挟まっています。店頭で蒸していることもあってアツアツがいただけるので、二人でハフハフしながら食べました。

寒い冬に、角煮まんじゅうの熱さが絶品! 角煮も口の中でほどけるようにおいしくて、翌日もリピート買いしてしまったほどです。
こんなものがいつでも食べられる長崎の人はうらやましい……!

お腹も満たされたところで、あらためて新地中華街へ向けて出発です。

商店街の中華風オブジェ

途中の商店街の中も、ランタンや中華っぽい装飾が施されていて、お祭りが好きな私はワクワクです。
長崎には川と橋が多いのですが、それぞれがこんなふうにランタンで飾られていて、とてもきれいですよ。

長崎の川とランタン

新地中華街の入り口手前、ちょうど長崎ワシントンホテルのあたりにも大きなオブジェがあります。


ここを抜けると、いよいよ中華街です。

ランタンフェスティバルを満喫!夜の新地中華街はランタンだらけ!

夜20時半すぎ、みなとゴジラくんは、新地中華街に到着です。

さすがイベント期間中ということもあって、新地中華街はかなりの混雑ぶり。道幅が狭いこともあって、人が多いとかなり歩きづらいです。
左右の道沿いにはたくさんのお店が立ち並んでいて、目移りしてしまいそう。

新中華街の入り口

頭上にはこんな感じで真っ赤なランタンが並んでいます。
……なんか、赤いからなのか、ランタンというか提灯っぽいですね。

みなとゴジラくんは、まずは中華街でのメインの会場となる「湊公園」を目指すことにしました。

湊公園は、中華街を抜けていった突き当りにあります。
中華街の中を抜けていくので迷うことはないですし、時間も10分くらいしかかかりません。

たどり着くと、中央に大きなオブジェが!

新地中華街のオブジェ

門のような入り口の中に、「春節祭」と書かれた大きな灯篭のようなランタンや、お供え物がしてある廟などがあり、とても賑やかです。

ランタンフェスティバルの様子

ランタン以外にライトアップもされていて、夜とは思えないくらいの明るさでした。

みなとゴジラくんは、中央にある廟を見てみました。

ランタンフェスティバルの様子

ここは「関聖帝君」という人のための廟だそうです。「関聖帝君」、つまり関羽ですね。みなは三国志はあまり詳しくないのですが、中国ではかなり人気のある神様なんだそうで、こういった中華街などではよく廟がつくられるのだそうです。

ちなみに、ここにあるお供えはすべて本物なんですよ! すごい!

ランタンフェスティバルの様子

豚の顔とかおいてありましたけど、これも本物なんですね。

みなとゴジラくんはここで関帝にお参りをして、おみくじを引きました。

おみくじ

結果は、上上とのこと。
この旅行、いいことありそうです!

広場にはたくさんの出店も出ていました。日本の神社のお祭りみたいな感じで、会場をぐるっと囲むような形でお店がたくさん並んでいます。
場所柄、長崎の名物がたくさんあるみたいです。

食べ歩きが大好きなみなとゴジラくんは、お店をひとつひとつ見て回りました。

食べたものをご紹介しますね!

「よりより」と「マーブルマーラカオ」

よりよりとマーラカオ

よりよりはカリカリしていて固めのお菓子です。マーラカオは蒸しパンのようなお菓子で、甘くてふかふかしていました。
ゴジラくんはよりよりが、みなはマーラカオがお気に入り。

「一口香」

一口香

「一口香」と書いて「いっこっこう」と読みます。
これ、お店の人がニヤニヤして渡してきたので何なのかと思ったら、中が空洞なんですね!! びっくりしました。

「びわゼリー」

びわゼリー」

ゴジラくんがなんか大はしゃぎしていました。

なんでも、ゴジラくんが好きな「桃鉄」に名産としてびわゼリーが出てくるんですって。しかもよく臨時収入のもとになるらしく、「長崎といえばびわゼリーでしょ!」と力説。

肝心のお味はというと……
これ、めちゃくちゃおいしいです!!

つるんとしたゼリーに、丸ごと包まれたびわがフルーティーで、つるつるプルンとしています。ゼリーもおいしい、びわを一緒にかじるとなおおいしい!

ゴジラくんは感動したのか、びわゼリーをお土産にと買い込んでいました。

びわゼリーいっぱい

ひとしきりお店を楽しんだところで、もう少し奥にある「唐人屋敷」方面へと向かいます。

長崎の夜は早い…? 新地中華街より奥は人がいなくてガラガラ

新地中華街の会場を後にして唐人屋敷方面に向かったのは、21時半ごろ。
ランタンだから夜のお祭りだし、奥の唐人屋敷も人がいっぱいなんだろうな~、と思っていたのですが……

ところがどっこい、まったく人気がありません。

ランタンは飾られているのですが、人通りが全然ないのです。
しかも、唐人屋敷もし~んとした雰囲気で、もうしまっている様子……。なんということなのでしょうか。

人のいないランタンフェスティバル

長崎の夜は意外に早いのですね……。新地中華街だけが例外で、ほかのスポットは早々に店(?)じまいをしてしまうようです。
周辺をぐるりと見て回ったのですが、オブジェがところどころに飾られている以外で入ることができたのは、「福建会館」というところだけでした。

福建会館

いろいろな建築様式などが見どころらしいのですが、夜なので細部はよくわからず……なんか偉い人らしい像がありましたよ! ってくらいでした!

福建会館の像

でも、人がいない町の中、ランタンだけが…というのが少し不思議な雰囲気で、まるで違う世界に迷い込んだみたいでした。ちょっと怖いけど、ドキドキワクワクするみたいな。

人のいないオブジェ

早めに閉まってしまうようなので、先に唐人屋敷などを見ることをお勧めしますが、この自分たちだけのランタンフェスティバル、というのもオツなものですよ!

長崎新地中華街

みなとゴジラくんは、再び新地中華街方面へと戻り、ホテルへと向かったのでした……!

翌日は長崎の観光名所・大浦天主堂とグラバー園、そして軍艦島へと向かいます!

おまけ:有害図書回収白ポスト

新地中華街の裏を歩いていたら、こんなものを見かけました。

白ポスト

有害図書回収ポスト、通称「白ポスト」です。白いポストだから白ポストですね。
みなは初めて見ましたが、ゴジラくんが喜んで写真を撮っていました。

お兄さんたちのあんな本などを回収するためのポストなのですが、これってほかのところでは見かけないですよね?
実は全国各地にあるらしいのですが、その中でも長崎県はすごくたくさんの白ポストがあるんですって。

なんでかしら??