こんにちは、みなです!
北海道旅行記1日目、小樽港から、積丹の「青の洞窟」を目指して、ボートで出発したみなとゴジラくん。
はたして洞窟には入れるのか…!?
青の洞窟までは約40分!道中にも自然がいっぱい
小樽港を出てから青の洞窟までは、ボートで片道約40分かかります。
船酔いしやすいみなはこの道のりがとても心配でした。
軍艦島クルーズでも少し酔ってしまったのですが、それよりも小型のボートだったので揺れもあるだろうし、酔っちゃうだろうなと思っていました。
結論から言うと、大丈夫でした!!
かなり爽快感があって気分もよかったですし、スピードがあるので動いている間は酔いません。
念のため酔い止めを飲んでいきましたが、ほぼほぼ気分が悪くなることはなかったです。
何よりも、道中の景色がとても素晴らしくて、いっぱい写真を撮りました!!
撮影スポットでは、ボートを運転している船長さんが、ここを見ておくといいですよ~、と紹介してくれます。
ひとりしかいないのに、運転からガイドまでできるなんてすごい!
ただ、結構飄々としたおじさまなので、たまに「え?それほんとなの?」というようなことも言われるので注意が必要です。
撮った写真とともに途中のスポットを紹介していきますね。
小樽の町を後ろに見ながら……
岩の上に赤い鳥居があります。
崖の上にある建物。
ホテルだとかレストランだとかなにか説明をしていたような気がしますが、いまひとつ覚えていません。
急な崖。
こんな形だと、陸側からは行けなさそうですね。船で行くのも大変そう。
大きな岩。トド岩と呼ばれているそうです。
冬になるとトドがいっぱい集まってくる場所なんだとか。ほかにも、岩の形がトドが寝っ転がって頭をもたげた形に似ている、などの理由があるそうです。
ハートの形に見える山肌。
ここだけ木がないからだと思いますが、なんでこんな風になるんだろ。人工的に作っているのかしら?
クマ岩
クマの形に見える岩です。
ちょっとわかりづらいのですが、大きい岩と小さい岩があって、それぞれが親グマと子グマに見えます。
こちらが子グマです。
切り立った崖
崖の岩肌には、横に白い地層が見えます。
小さな隙間が空いている岩
間から向こう側を見ることができます。間を通ってみたいな~って思います。なんか隙間があると気になりますよね…。
そして、いよいよ青の洞窟に到着です!!
青の洞窟に侵入! エメラルドグリーンに囲まれた神秘的な時間
青の洞窟は、小型ボートが入れるくらいの小さな洞窟でした。
みなたちが到着したときは、ほかのツアーがちょうど洞窟にいるタイミングで、少し待つことに。
前のボートが洞窟をでたのち、いよいよ洞窟へと入っていきます。
わくわくします!!
洞窟は通り抜けができるようなU字型になっていて、入口はやや狭いのですが、奥に入ると少し広い空間が広がっています。
奥まで入ると、船長さんがボートのエンジンを切ってくれました。
海面は光の加減なのか、真っ青というよりはエメラルドグリーンに見えます。
期待していた青い!という感じではなかったのですが、それでも、とってもきれいな光景です。
見比べてみるとわかるのですが、洞窟の外に比べ、洞窟の中の海面は、全体的に色の彩度が高いです。
日によって色合いも違うみたいですね。
洞窟のなかは光が届きづらいためやや暗く、ゴジラくんの顔が近くでやっと見える程度。
本当はきれいな写真を撮りたいのですが、持っていたデジカメでは光量が足りなかったり、ボートが揺れたりするのでなかなか写真は撮りづらいです。
フラッシュたいちゃうと、また海面の色がうまく映らないんですよね。
もっといいカメラならきれいに撮れるのになあ……!
それでも、青の洞窟の中ではいっぱい写真を撮りました。
たぶん中にいたのはわずか5~6分だったのですが、結構長い間いたような気がします。
個人的には、入っていく時よりも洞窟から出る直前の方が、光の加減もあって色がきれいに見えたかなと思いました。
ということで、青の洞窟見学は終わり。
ここから、再び小樽港へと戻ります……が、ツアーの内容はこれで終わりではなかったのです!
カモメの大群に餌やり!帰りのボートでのアトラクション!
青の洞窟を抜けると、空には少し雲がかかっていました。
ときどき雲の隙間からさあっと光が差してくるのですが、それがとてもきれいです。
(これ、「薄明光線」という名前がついていて、別名「天使のはしご」とも呼ばれているそうです)
そして、この素敵な雰囲気の中……船長さんがウクレレを取り出しました……。
なんと一曲歌うということです。
まじか!
選んだ曲は、カップルが多いということで、藤井フミヤ「TRUE LOVE」でした。
ちなみに船長さんの歌は意外にも(失礼)上手だったのですが、歌ってる間は船を運転できないので、エンジンを切るんです。
つまり、船がずっとふよんふよん揺れていて……みなはすぐに気持ち悪くなってしまいました……。
船が動いていると酔わないのですが、泊まっていると波の揺れでダメなんですね。
本当に、本当に申し訳ないのですが、この一曲はちょっとサービス過剰だったかなって思います!
そんな船長リサイタルも終わり、再び船は港を目指します。
そして、その前に我々に配られたのが……
かっぱえびせん でした。
ひとりずつ、両手にいっぱいになるくらいに配られます。
そして、かっぱえびせんのにおいを嗅ぎつけたのか、ボートの周りにどんどんカモメが集まってきたのです!
ボートは結構なスピードで走っているはずなのですが、カモメが後ろから追いついてくるので、ちょっと怖いくらいです(笑)。
まるでヒッチコックの「鳥」みたいな感じで(よく知らないけど)、どんどんカモメが迫ってきます。
かっぱえびせんを手に持って上にあげると、なんとカモメが手からかっぱえびせんをガシっと奪い取っていきます。
かなりのスピードでやってきて、力強く奪い去っていくので、いい感じにスリルがありますよ。
コツとしては、カモメがとりやすいように、
・かっぱえびせんはなるべく下の方を持つ
・腕をボートの外側に出す
このふたつを心がけると、うまく手から食べてくれます。
高く手を掲げると……
カモメがパクリ!
ちなみにこのかっぱえびせん、普通に人間が食べられるものなので、食べてもおいしいです。どこで食べてもかっぱえびせんはおいしいですね……。
(ちょっとつまんでしまった)
配られたかっぱえびせんが少なくなくなるにつれ、徐々にカモメは減っていきます。
全員のかっぱえびせんがなくなると、もう小樽港はすぐそこにまで迫っていました。
時刻は17時前、夕日に照らされる小樽港を眺めながら到着です。
北海製罐株式会社小樽工場も、夕日に照らされて壁面がオレンジ色に染まっています。
わずか90分ほどのツアーでしたが、とても楽しかったです!
普段はなかなか見られない、北海道の自然が満喫できたツアーでした。一緒に乗ってた人もみなさん良い方でした。
これで5000円はとってもお得なのでは?
小樽方面に行かれる方は、ぜひ青の洞窟クルーズを体験してみてください。
次回は、小樽の夜と食を再度楽しむ予定です!