WDW旅行記2017:054 タワーオブテラーで垂直落下! 夕暮れの街並みへ……

前回はハリウッド&バインを堪能した私たちですが、おなかがいっぱいになったところで、ファストパスを予約していた「タワーオブテラー」の時間がやってきたため、アトラクションへと向かうことにしました。

タワーオブテラーは垂直落下するのでお腹がいっぱいの時に乗るアトラクションではないだろう! とは思うのですが、ちょうどファンタズミックの会場に行く道にあるため、移動を減らすという意味でこの順番にしました。

前回の記事はこちらです

WDWのタワーオブテラーとは? 日本のアトラクションとどう違うのか

日本にもディズニーシーに「タワーオブテラー」がありますが、WDWのタワーオブテラーの正式名称は「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」となります。

トワイライトゾーン、って、聞いたことないでしょうか?
アメリカのテレビで放映されていた番組です。

テレリレテレリレ~ という独特なBGMは、おそらく皆さん聞いたことがあるんじゃないかと思います。

じつはこのタワーオブテラーは、「トワイライトゾーン」をもとに作られたアトラクションなのです。

舞台は、エレベーターの落下事故が起きて閉鎖されたホテル。
もう使われなくなったはずのその建物、なぜか電気がついたりエレベーターが動いたりという現象が起きているらしいのですが……。

というようなお話です。
なので、東京ディズニーシーでおなじみのシリキ様などは一切登場しません。

東京ディズニーシーのほうが後からできているのですが、日本ではそれほど「トワイライトゾーン」の認知度が高くないからかな? 日本オリジナルのストーリーなんです。

というわけで、夕暮れのハリウッドスタジオを進み、トワイライトゾーンへと突入です!

タワーオブテラーにライド! 高速落下のエレベーター!

日が暮れ始めたタワーオブテラーの外観

夕方ということで、まだまだ暗くはないものの少しずつ日が陰っている時間帯。
タワーオブテラーのネオンにも明かりがともり、周囲のランタンもぼんやりと明るくなっています。
周辺には木々が生えていて、何となくうっそうとしたホテルの雰囲気を盛り上げています。

タワーオブテラーの待ち時間は1時間ほど。
ものすごく長いわけではないですが、それでも待っていると大変な時間です。列がほぼホテルの中なので、そのあたりは待ちやすいかもしれません。

タワーオブテラーの入り口

列は入り口からスタンバイとファストパスに分かれており、私たちはファストパスプラスを予約していたので、すいすいと中に入ることができました。

ホテルの中をTHEATAで撮影してみたのですが、ファストパスのすいすいっぷりが伝わりますでしょうか…? 私たちがいるレーンがファストパスレーンです。
やっぱりファストパスはめちゃくちゃ便利ですね……!

中に入っても埃と蜘蛛の巣が様々なところに積み重なっていて「廃ホテル」っぽいです。

廃ホテルの趣

日本のタワーオブテラーにはハイタワー三世が持ち帰った変な置物がいっぱいありましたが、こちらはホテルなのでそういったものはないようです。
代わりにさびた配管などがありました。

錆びた配管

そんなわけで、乗り場にたどり着きます。
私たちは一番前に座ることができました。

乗り場の案内図

並んだ場所と座る座席の場所が対応しているのは日本のタワーオブテラーと一緒の気がします。

日本のタワーオブテラーとの大きな違い

コンセプトは異なりますが、高いところから垂直落下するのが怖くて楽しい、というのは変わらないタワーオブテラー。
しかし、日本のタワーオブテラーとWDWのタワーオブテラーには、動きにも大きな違いがあります。

それは、WDWのタワーオブテラーは「前に進む」ということです。

垂直落下する前に、前に進みます。
日本のタワーオブテラーには何度か乗ったことがあったので、急上昇&垂直落下に備えていたら、まさかの前進があったので、ちょっとびっくりしてしまいました。

そのあとは、上まで進んで、急速落下!

ちなみに、日本のタワーオブテラーとは違って窓は開きませんので、外の景色は見えません。これはちょっと残念。
落ちるときに写真を撮られるのは同じです。

アメリカの人はみんなノリノリで、落ちるときに手を離したり満面の笑顔だったりします。
写真もしっかり光るので、どこで撮られたかがわかりやすいです。
私も思い切って手を離してみましたが、おなかがヒュンってなりますよね……! あの感覚がなんともこそばゆくってムズムズしてしまいます。

あ、みんな手をあげたりしているので、後ろの席の人は結構前の人の手が顔にかかってしまう率が高くなります。写真のことを考えると、座席はやっぱり一番前がおすすめですね。
(とはいっても、選べないのですが……)

自分が手を挙げる場合は、後ろの人にかからないように「斜め前」を意識しておくといいと思います。

タワーオブテラーのアトラクション写真

そんな感じで撮影された写真は、しっかり自分の手が顔にかかるという残念な結果となりました。一緒に乗ったほかの人たちもめっちゃ楽しそうな顔をしていましたが、ゴジラくんの表情がたぶんこの中で一番面白い。
ちなみに、写真はフォトパスに入りますので、別途買う必要はありません。

そんなわけで楽々&堪能できたタワーオブテラー。

ファストパスがあれば、入って出てくるまでに30分くらいで済みました。
もちろんその日によって異なってくるとは思いますが、ファンタズミックの前にタワーオブテラーを考えている方は参考になさってください。

さて、この後はいよいよ、本日のお楽しみ「ファンタズミック」へと向かいます!