前回はタワーオブテラーをファストパスで楽しんだ私たち。
いよいよ、本日のメインイベント「ファンタズミック!」へと向かいます。
ファンタズミックが開催される会場は、ハリウッドスタジオの一番奥、タワーオブテラーの先にあります。
この日のファンタズミックは、19時半から。
私たちが会場に到着したのは18時半ごろでしたが、すでに会場にはたくさんの人が集まっていました。
前回の記事はこちらです
ファンタズミック!にはいつから並ぶべき?
日本でも開催されているショー「ファンタズミック!」ですが、WDWのそれは規模が違います。なんとショーが行われるのは「ファンタズミック!」専用の会場。中央にある湖を半円に取り巻くようにして、すり鉢状に席が並んでいます。
屋外シアターステージのようなイメージが近いかもしれません。
この場所ではほかのショーは行われず、1日に1~2回行われるファンタズミックのためだけに用意された場所なのです。
それだけに、WDW内でも屈指の人気を誇るショーであるファンタズミック。
先ほどお伝えしたように、1時間前ですとかなりの数の人が集まってきています。
席には、ダイニングパッケージなどの優先席のほか、先着順で入ることができる席もあります。1時間前だと先着順の席は、座れないことはありませんが、かなり後ろのほうになります。人数が多いと並びの席が取れない場合もあるかもしれません。
一方、私たちが利用したダイニングパッケージの席は、1時間前であればまだ余裕がありました。前から順に埋まっていくのですが、だいたい6~7列目くらいを確保できたのではないかと思います。
席は自由席ですし、特に何か区切りがあるわけでもないので、一つのベンチに座れる人数も多角や荷物によって多少ずれが出てきます。
ダイニングパッケージの場合は、席に座れないということはないはずなので「見られればいい」なら直前でも構わないと思いますが、ある程度良い席で見たいと思ったら、1時間前に来ることをお勧めします。
一番前の人は多分もっと早く来ているのでしょうね。
どうしてもここがいいとか、ポジションの希望がある方も早めに来たほうがよさそうです。
ちなみに、ダイニングパッケージの座席は全体の右寄りに位置していました。
どセンターじゃないんですね。
ということで、席についてファンタズミックの開始を待ちます。
始まるまでは会場にはおそらくディズニーとはあまり関係ない音楽が流れていて、しかも定期的にウェーブが起こります。

待っている間に日が落ちてくると、会場のテンションも徐々に上がっていきます。
開始前には、ご覧のとおり席は満席! ファンタズミックの人気がうかがえます。
開始前からこんなに盛り上がって、まだショーが始まっていないのに、始まったらどうなってしまうのか。
ファンタズミック!の開始! 言葉にならない感動の連続
ということで、19時半になったらファンタズミックが始まります。
それまで会場を照らしていた明かりが落ちて、ステージに明かりがともります。
そして、われらがミッキーの登場!!

ちなみに会場がかなり広いので、ミッキーまでの距離は遠いです。
ミッキーがとってもちっちゃく見えるので、オペラグラスや望遠レンズなどがあるとよいかもしれません。
私は荷物のことや自分の腕を考えていつもコンデジなのですが、それだと結構限界があるなあと思います。きれいに写真を撮るなら一眼レフ+望遠がおすすめです…!
こんな感じです。

ただ、それに負けないくらい、水と光の演出が大きく迫力があります。
ファンタズミックの大まかなテーマは、ディズニーシーのものと同じなのですが、やはりスケールがとてつもなく大きいです。
ディズニーシーのファンタズミックは「イマジネーションの力」というテーマを大々的に押し出していますが、WDWのファンタズミックはそり迫力ある演出を重視しているように思います。
あ、私が英語が聞き取れないからかもしれませんが……。
ミッキーがヴィランズを倒してやったね、という流れは同じなんですけどね。
ディズニーシーのほうがより物語性が強いような気がしました。

スクリーンも大きいですし、水や花火なども大きいです。
爆発大好きなゴジラくんもワクワクです。
テーマが同じとはいえ、演出はかなり違います。例えば序盤にポカホンタスのシーンがあるのですが、ここはディズニーシーにはない部分かなと思います。


そういえば、このポカホンタスのシーンで開拓部隊が上陸するとまわりの観客がみんなすごく盛り上がっていたのですが、やはりアメリカのフロンティアスピリットがうずくのでしょうか。
さらに、光る船に乗って、ディズニーのキャラクターが登場。
美女と野獣や、アリエルなどが目の前を通っていきます。



プリンスとプリンセスが一緒に出てくるのがいいですね。
そして、船もそれぞれの作品に合わせてモチーフが違うのがとてもかわいいです。
そして、ファンタズミックといえばこれ、ヴィランズですね。

しかしながら、ヴィランズの写真がめっちゃブレブレで、この女王様以外は大変にお見せできるものではありませんでした……。
ファンタズミックといえば、のマレフィセントもちゃんと登場しています。
スクリーンで登場のヴィランズはなんとかみられるものがあったので、一部ご紹介しますね。



個人的に一番好きだった演出は、湖の上が一面バーっと炎に覆われてしまうところ。
日本では見られない演出なうえに、とても迫力があってびっくりしました。それほど長い間ではないので、ぜひ見逃さないでほしいところです。

炎に包まれた後にミッキーが登場し、手にした剣で敵を打ち払う!
抜いた剣から火花がバーッと飛び散って、この様子もとてもかっこいいです。
この様子もディズニーシーとはかなり違いましたので、ぜひ見ていただきたいです。

最後はみんなが蒸気船ウィリーに乗って登場です。
ミッキーはというと……はい、蒸気船ウィリーなので、白黒ミッキーになってます。かわいい!




そしてフィナーレはやっぱり花火!
花火の勢いもすごくて、周囲にもうもうと煙が立ち込めるほどです。


花火は本当に高くまで上がって、パークの外からでも見えるんじゃないか、って思うくらいです。
やっぱりおっきい花火は、鼓膜だけじゃなくて心も揺さぶりますね!
感動がここでぐわーっと盛り上がって、拍手喝采です。
本当に素晴らしいショーでした。
WDWに来たら見ておくべきショーです。
ファンタズミックが終わって…
ファンタズミックが終わたら、みんなそれぞれ会場の外へと出ます。
基本的にはみんな出口へと向かうのですが、この日は初日に見た「スターウォーズ」の花火がちょうど開催中でした。

なので、出口に向かう人が7割、花火を見に向かう人が3割、といった感じで別れます。
わたしとゴジラくんは、特にゴジラくんが初日に眠すぎてあまりよく花火を見られていなかったこともあり、立ち見になりますがスターウォーズの花火を見て帰ることにしました。
この後に待つ悲劇も知らずに……。