黄斑円孔になりました01 私の眼は節穴だ!?

右目に眼帯をする女性

こんにちは、みなです!
今回は、WDWへ行く前に「黄斑円孔」という病気でうっかり手術を受けることになってしまったので、そのご報告です……!

黄斑円孔とはどんな病気なのか?

黄斑円孔とは、眼底の中心にある黄斑部の網膜(もうまく)に孔(あな)があく病気です。黄斑部は物を見るための中心ですから、黄斑円孔になると非常に物が見えにくくなります。
gooヘルスケアより)

というわけで、目の奥に穴があいちゃってものが見えづらくなる病気なんですね。
まさに目が節穴状態です。

原因としては、硝子体の老化や強度近視で、50代以上の女性に多いそうです。
みなのような年齢の人がなるのは珍しいらしいです。

治療法は薬などがないので、手術のみ。

白目の部分に穴を3つも空けて、目の中に器具を突っ込んで、硝子体を人工的にはがしちゃうんだそうです……!

ひゃああああ!

コンタクトレンズを入れることすら怖かったみなには想像するだけで恐ろしいことです。

しかも、手術してから10日ほどは絶対安静。

その後視力が安定するまでに2~3か月かかるとのこと。
手術を受けてから1ヶ月くらいは、飛行機に乗ってはいけないということもあり、WDWまでに何とか治したい! ということで、手術を受けることにしました。

黄斑円孔に気付いたきっかけ

1)視力の低下

もともとみなは近視で、眼鏡やコンタクトレンズを使っています。
なのですが、半年くらい前から、右目の視力が落ちてきたなあと感じていました。

なんとなーくモノが見づらい。
でも、その時はただ単に視力が落ちてきたのかな、近視だから仕方ないなと思っていました。

2)文字が欠けて見える

ある日ゴロゴロしながらスマホを見ていると、なんと文字の一部が欠けて見えるのです。

両眼で見ると正常なのですが、右目だけで見ると文字が欠ける。

「ぬ」が「め」に見えるみたいな感じです。

文字が欠けて見えるイメージ

また、文字が水で滲んだようにぼんやりとすることもありました。

その時は「目が疲れてるのかなあ」なんて思って、目薬を買ってみたりしました。

忙しかったこともあり、眼科へ行くのは延び延びになっていて、でも、気になってはいたので度々片目でスマホを見ては確認していました。

一度ネットで似たような症状を調べたところ、「中心性漿液性脈絡網膜症」というのがありました。

この病気はストレスがたまりやすいサラリーマンに多い、ということで、パソコンを使ったデスクワークのみなは、たぶんこの病気なんじゃないかと自己判断していました。

「中心性漿液性脈絡網膜症」は数ヶ月で自然治癒すると書かれていたこともあり、とりあえず数ヶ月放置して様子を見ることにしました。

両眼で見れば全く見づらいこともなかったので、そのまま忘れてしまいました。

3)矯正しても視力が上がらない……?

それからどれくらい経ったでしょうか?
半年くらいたったのかなあ?
近視が進んで視力が下がったと思っていたみなは、手持ちの眼鏡を作り直すため、眼鏡店へ行きました。

ちょうど割引セールの案内が来たので、作り直そう~くらいの気持ちだったのですが、そこで「どれだけ矯正を強くしても、右目の視力が上がらない」ことに気が付きます。

矯正視力がだいたい0.8~1.0くらいから、どんなに度を強くしても上がらないのです。

そして、さらに右目だけランドルト環(視力検査で使うCの字みたいなやつのこと)が見づらいことに気が付きました。

見えてはいるはずなのに、なんだか黒っぽい影が上に乗っている感じで、どっちが欠けているのかよくわからない。
見ようとすればするほど見づらくて、すごくイライラしたのを覚えています。

眼鏡は作り直したのですが、「これは何かおかしいんじゃないか」と思って、家の近くにある眼科へ行くことにしました。

眼科での診断は……「水が溜まってた」?

近所の眼科へ行ったところ、やはり矯正視力が右だけやや弱いことと、アムスラー検査という線を見る検査で「暗い部分がある」「線がすぼんで見える」ということが先生は引っかかったようです。

しかし、眼底検査を行ったのですが、そこでは異常が特に見つかりませんでした。
先生の言うことには「黄斑に水が溜まっていたのが跡になっているのかもしれません」とのこと。

そこで、より詳しい検査をするために、総合病院への紹介状を書いてもらいました。

先生は「もしそうならレーザーでピッと治るからねー」という感じでしたので、みなもそんなもんなのかな~と思っていました。

総合病院は予約がなかなか取れなくて、予約が取れたのは、紹介状をもらってから2週間後でした。

総合病院で黄斑円孔の確定診断

総合病院でも視力検査から視野検査などいろいろ行ったのですが、光干渉断層計(OCT)という、網膜の断層写真が撮れる機械での写真で、黄斑円孔の確定診断が出ました。

みなの場合は、縦方向からの断層写真を見ると黄斑に穴が開いているとのことでした。

先生からは「手術ですね。いつがいいですか」ってさらっと言われたので、その雰囲気に乗せられてさらっと日付を決めてしまいました。

この先生が結構ゆるふわ系で、手術しやすいのはお盆とかですかね~って話をしたら「患者さんが手術を受けやすい時期は僕らのスケジュールがとりづらいんだよね」って言われましたわ……。

そして、通常5日前後の入院が必要なのですが、入院やだなあって言ったら1泊2日にしてもらえました。

それでいいのかな……。
ということで、黄斑円孔の手術を受けることになったみな。

人生初手術にドキドキぶるぶるしています。

そのほかの自覚症状

診断が出る前には気が付かなかったのですが、後から「これは黄斑円孔の症状だったんだなあ」と気づいたことがいくつかあります。

1)飛蚊症

もともと飛蚊症はあったのですが、徐々に増えていました。
数年前に飛蚊症が目に見えて増えた時期があり、検査したのですが、そのときは「生理的なもので問題ない」と言われていたので、そういうものかとあまり気にしないようにしていました。

2)視界が暗い

正常な左目に比べて、右目の視界が暗く感じます。
見比べると顕著で、薄~い色のサングラスをかけているみたいな感じです。
ただ、みなは左目が利き目だということもあり、利き目じゃないほうはそんな感じかなあ、と思っていました。

3)光視症

網膜に何らかの形で刺激が走って、光がないにもかかわらず光っているように神経が感じてしまう症状だそうです。

みなの場合、夜にベッドの中で目を閉じると、目を閉じているのに光を感じました。
まるで瞼を閉じている向こう側で、ヘッドライトを付けた車が走り去っていくような感じでした。
別に痛みはないし、一瞬ぴかっと光ってすぐ終わるのが、何回か続く…といった感じです。

目を閉じているので、光った! とは思うのですが、別にまぶしくはないという。

そもそも「光視症」というものを知らなかったので、何だろう、不思議だなあ、と感じるだけでした……。

こう挙げてみると、かなり自分で気づく予兆はあったように思います。

ちょっと不安ではありますが、手術しないと改善はされないとのことなので、頑張って手術を受けてきますよ!!