WDW旅行記2017:063 パンドラエリアのレストラン「サトゥーリー・キャンティーン」で昼食を

午後の暑い暑い時間帯。
カリリバーラピッドを終えた私たちは、朝以来のパンドラエリアへとやってきました。

朝は「ナビリバージャーニー」に乗れず、すぐに後にしてしまったパンドラエリアですが、改めて見るとものすごくアバターの世界観に基づいて作りこまれていて、大変面白いと思います。

まだファストパスを予約していた「アバター フライトオブパッセージ」までには時間があったので、まずは腹ごしらえ!

パンドラエリア唯一のレストランである「サトゥーリー・キャンティーン」へと向かいます!

前回の記事はこちらです。

「サトゥーリー・キャンティーン」の混雑具合とメニューをご紹介

入り口掲載のメニュー

パンドラエリアにあるレストランは、「サトゥーリー・キャンティーン」ひとつだけ。
カウンターで注文して食事を受け取る、クイックサービス形式のレストランです。

テーブルサービスに比べて回転はよいはずですが、私たちがWDWへ訪れた2017年にオープンしたばかりということもあり、お昼の時間帯は混雑すると見込んでいました。

そのため、お昼のピーク時間を少しずらして午後2時以降に向かったのですが……。

混雑状況

お店の外からは特に列はなさそうに見えたものの、中に入ると入り口近くまで列が伸びていました。
どうやら、注文待ちの列のようです。

座席自体は満席ではなくところどころ空きがあるようなのですが、注文までに結構時間がかかりそうです。
しかし、この新しいレストランで食事をしてみたい、と思っていたため、ここまで来てあきらめるわけにはいきません。

ほかの人たちもそれは同じようで、列があるからと言って帰っていく人はほとんどいませんでした。
まあ、パンドラエリアでご飯を食べようと思ったらほかに選択肢がない、ということもあるかもしれません。

並んでいる間にメニューを見ることができますので、メニューを選びながら待つことにしました。

メニュー

メニューは入り口にも掲示してありますが、並んでいる間に見られる紙のメニューのほうがより詳しく書かれているかなと思います。
画像が載っていないのでイメージはしづらいのですが……。

並んでいる間に見られるメニュー

食事は「サトゥリー・ボウル」というもので、メイン・付け合わせ・ソースをそれぞれ選ぶことができ、選んだメインによって多少価格が変わります。

そのほかにも、キッズ向けの少し量の少ないメニューや、バオ(肉まん)、飲み物などがラインナップされています。

列に並んでから注文まで、2~30分くらいかかったでしょうか?

列はある程度長さがあったものの、メニューを選びながら待てるということ、また、注文の待機列から、お肉を焼いている風景を見ることができるなど、それほど長く待ったという感じはしませんでした。

お肉を焼いている様子
すごい炎が上がっていますが大丈夫なんでしょうか……

注文カウンターの上にも注文方法の案内が掲示されています。

注文方法のご案内

モバイルオーダー?ってなんだ?

そういえば、先ほど掲載した紙のメニューの右上に、何か書かれていたのですが、ご覧になりましたでしょうか?

これです、これ。

モバイルオーダーの案内

「事前注文して時間を節約しよう!」って書かれています。

なんだこれ……??

と思って調べてみると、どうやらモバイルオーダーと呼ばれるものらしく、列に並ばなくてもアプリから先に注文ができるシステムらしいです。
事前注文して、出来上がったらお知らせが来るのでカウンターに取りに行けばよい、という形になっています。

そんな便利なものがあったんですね……! 知らなかった!!

どうやら2017年から新たに取り入れられたシステムらしく、当時はまだほとんど事前情報がありませんでした。

よくよく見るとモバイルオーダーを使ったらしき人は、すいっとカウンターの専用受け取り口で受け取っているようです。待っている人もほとんどいなかったので、まだまだ浸透していないのかもしれません。

モバイルオーダーのカウンター
一番左端がモバイルオーダーのカウンターです。人がほとんどいない……。

しかし、この記載に気が付いた時には列もかなり前のほうにきていたので、とりあえずそのまま並ぶことに。

カウンターで通常通り注文をして、出来上がりを待つことにしました。

モバイルオーダーのカウンターは本当に人がいなくて、ごくごくたまにすっと人が来てすぐに受け取りをしているようでしたので、時間の短縮にはすごく便利なんだろうなあと思いました。
レストランで並んでいても基本的にはインタラクティブキューラインのように面白いものはありませんからね……。

サトゥリー・ボウルを食べてみる! お味は?

カウンターで料理を受け取ったら席を探して着席します。
お店の中は引き続きやや混雑してはいたものの、席が見つからない! というほどではなかったです。
ただ、人数が多くなってくると一緒に座るのはちょっと難しいかもしれません。

ということで、無事ご飯をゲットです!!
私たちが注文したメニューはこんな感じです。

こんな感じの注文でした

サトゥリー・ボウル
メインはビーフ、付け合わせはハッシュポテト、ソースはチミチュリ。

サトゥリー・ボウル

キッズミール
フライドトウフ、飲み物は牛乳。

キッズミールのフライドトウフ

ドリンクとして、コールドドリンクと、パンドラサンライズというトロピカルドリンク。

パンドラサンライズ

キッズミールにしたのは「豆腐が食べたかった」というのと、大人向けのもの二人分だと量が多すぎる可能性があったから。
そして、ゴジラくんが「牛乳を飲みたい」といったからです。

キッズミールは大人でも注文できましたよ。

第一印象としては、おいしそうというよりも、なんだかそんなに彩りもよくなくて地味な感じです。
とはいえ、食べてみなければ評価はできません。

サトゥーリ・ボウルは……好奇心で選んでみたチミチュリソースが意外にあっさりしていて、くどさがありません。
お肉も薄切りなので、ものすごく高級感はありませんがかえって食べづらいということもなかったです。

付け合わせのハッシュポテトは、ジャガイモではなくてさつまいもや色の濃いお芋などがメインになっているようでした。
確かにレッド&スイートハッシュポテトって書いてある……。

ただ、甘すぎることはなかったです。

フライドトウフについては、本当にあっさりとした淡泊な味です。
キッズミールは付け合わせがライスなので、ライスを食べたい人は選んでみるといいかもしれません。

全体として濃いアメリカンな味付けというよりもあっさりしている感じがして、パンチや驚き、食べた時の印象は物足りないけれど決してまずくはありません。
むしろこういうのが好きな人もいるのではないかしら。

みなとゴジラくんも、残さず完食することができました。

パンドラサンライズはというと、まあ、いわゆるトロピカルジュースメロンソーダ風味という感じで……これ4.5ドルするんですけど、その値段までの価値があるか? と言われるとちょっと首をひねる感じではあると思います。

パイナップルがくっついてはいますが、もう少し何か工夫があるとよかったなあと思います。白い入れ物じゃなくて透明なカップに何かプリントがされているとか、そのくらいあってもよかったのでは。

価格

サトゥーリ・ボウル(ビーフ):$12.99
キッズミール(フライドトウフ):$7.49 ※ミルクはキッズミールの価格に込み
コールドドリンク:$3.29
パンドラサンライズ:$4.49

小計:$28.26
税:$1.84

合計:$30.10

しかし、こうやって価格をまとめてみると、まあそんなもんなのかな……という気がします。
ディズニー価格として考えると、クイックサービスレストランということもあり決して高くないですね。トータル3000円以上が決して高くないと感じてしまうあたり、ちょっと麻痺してきているのかもしれません。

ということで、お昼ご飯は終わり。
もう少しおなかに余裕があったので噂の青いケーキを食べてみようかと思いましたが、もう一度行列に並ぶのはちょっと辛かったので、近くにある「ポング・ポング」へ向かってみました。

ポング・ポングでフローズンドリンクを!

ポング・ポングはドリンクスタンドで、カウンターのみしかありません。
近くのベンチ以外に、サトゥーリー・キャンティーンの外に設置されたテーブルを使ってもいいようなので、私たちは日陰になるテーブルでいただくことにしました。

注文したのは、不思議な色合いが特徴的な「ナイトブロッサム」というフローズンドリンクと、「ポング・ルンピア」というデザート春巻きです。

フローズンドリンクと春巻き

フローズンドリンクは、見ていただくとわかるように謎のつぶつぶがのっかっています。このつぶつぶ、いったい何なんだろう……? タピオカみたいというか、イクラみたいというか。
食べてみたけど正体はよくわかりませんでした。

味は濃くて甘いのですが、フローズンなので冷たいこともあり、それほど抵抗なく飲むことができます。
ただ、一人でひとつはきついかな? 二人でシェアしてちょうどいいくらいでした。

「ポング・ルンピア」はというと、パイナップル&クリームチーズで、甘酸っぱいお味。これは、日本で売ってもそこそこおいしいのでは? と感じました。特にゴジラくんがお気に入りだった様子です。

ドリンクと軽食がどちらも甘かったので甘い&甘いのコンボはちょっときつかったのですが、春巻きの皮が食を助けてくれて、こちらも無事完食です。

ということで、おなかもいっぱいになり、とうとう待ちに待ったファストパスの時間がやってきました。

次回は「アバター フライトオブパッセージ」へと向かいます!!