こんにちは、みなです!
北海道旅行記1日目、しかま寿司でおいしいお寿司を食べたみなとゴジラくんは、引き続き小樽の町を散策します。
小樽の駅からはバスも出ていますが、小樽はコンパクトな町なので、基本的にみなとゴジラくんはずっと歩いて回っていました。
今も線路が残る旧手宮線跡へ!
小樽市内には、北海道最初の鉄道「手宮線」の線路が今も残されています。
みなとゴジラくんは、寿司屋通りから、この旧手宮線跡を歩いてみることにしました。
手宮線とは…
手宮線(てみやせん)は、北海道(後志支庁)小樽市の南小樽駅から同市内の手宮駅を結ぶ日本国有鉄道(国鉄)が運営した鉄道路線(貨物線)である。北海道で最初の鉄道開業区間の一部で、石炭や海産物の積み出しで賑わったが、1985年(昭和60年)11月5日に廃止となった。
(Wikipediaより)
この日は天気も良く、絶好のお散歩日和。9月の北海道は、さわやかでとても快適な気候です。
ちょっと大通りからは外れるのですが、寿司屋通りから小道を入るとすぐに手宮線跡です。ぷらぷらと散策するには最適です。
旧手宮線の線路の周りには草が生えていて、なんとなくノスタルジックです。
線路は遊歩道として残されているため、意外に残されている距離は長め。みなとゴジラくんは半分くらいを歩いたのかな?
残されている線路の端には、手宮線跡の看板がありました。
ふたりで線路の上を歩いてみたのですが、結構バランスとるのが難しくて、片足上げてどれだけバランスとれるかってのをやっていました。
ゴジラくんのこのポーズはたぶんその時に撮ったからですね。
みなが歩いたポーズはコチラ。
旧手宮線沿いの遊歩道には、ところどころベンチが置かれていますが、そのベンチには子供たちの絵が描かれています。
すごい上手だ!
(みなは絵心ゼロです)
そんな感じで手宮線を歩いて行ったあとは、ゴジラくんのお目当てのアレに行きました!
日本銀行旧小樽支店・金融資料館でお金の歴史を学ぶ!
ゴジラくんが小樽に来ると決めた時からず~っと行きたい行きたいと言っていたのが、この「金融資料館」です。
東京にも似たような施設で「日本銀行金融研究所 貨幣博物館」というのがあります。
ゴジラくんはこの貨幣博物館にも行ったことがあるそうです。
小樽は過去に「北のウォール街」と呼ばれるほどに金融業が盛んで、旧銀行、みたいな建物がいっぱいあります。
この金融資料館は、みなさんおなじみ日本銀行の旧小樽支店の建物を利用して、小樽の発展と金融の歴史を学ぶことができる施設になっています。
なんと入館は無料ですよ!
こちらが入り口です。
結構目立たない感じですね……。ココほんとに入り口なのかな? 開館中ならあけておいてくれてもいいのに……とは思いましたが、ちゃんと入り口でした。
ちなみに、入り口のドアの取っ手に描かれているのは、日本銀行のマークです。
日本銀行といえばお札を発行していますが、そのお札にもこのマークが描かれています。
この建物では、他にも階段の手すりなどにこのマークが意匠として用いられていました。
銀行の歴史と小樽の歴史がわかる「歴史展示ゾーン」
入って最初のゾーンは、明治以降の近代金融の流れが解説されているゾーンになります。
四角い柱のようなものに、時代ごとに大まかな銀行の歴史が書かれています。
この柱ひとつで一つの区切り、みたいになっているのですが、なんせ柱なので四面あります。
ぐるぐると見て回らなければいけないので、ちょっと見づらかったですね。
ゴジラくんは大興奮で、ひとつひとつの展示をかなりじっくりと見て回っています。
どれくらいじっくり見ていたかというと、私たちより後にやってきた小学生の遠足?グループが出ていくまでにひとつの柱を見終わるかどうか……という。
しかも記録のためなのか柱の展示をそれぞれ写真に撮っていました。
ここでの写真が何十枚もあるんだけど、撮りすぎでしょう……。
ゴジラくんの解説を受けつつ、みなが学んだ内容をまとめてみますね。
[aside type=”normal”]小樽は「小樽港」があることもあり、明治以降の貿易の拠点となっていました。
特に、第一次世界大戦をきっかけとして大きく輸出高を伸ばし、小樽は道内一の貿易拠点となりました。
すると、小樽には多くの会社が設立され、発展。それとともに、多くの銀行が小樽に支店を構えるようになったのです。
これが、小樽が「北のウォール街」と呼ばれるようになった流れです。
その後大戦景気が落ち着いてしまい、小樽からは輸出が減っていってしまいます。[/aside]
そんな歴史を学べるゾーン。
読み物としては面白いのですが、柱の文字はやや読みづらい感じです。
次のゾーンは体験型のものもあるので、さっと飛ばして次のゾーンに行った方が楽しいかもですね。
日本銀行券の展示を見つつ、次のゾーンへと進みます。
いまの日本銀行がわかる「業務展示ゾーン」
現代の生活に即した、お札の印刷の工夫やサンプルなどが置いてあります。
こちらは、映像や自分で行動するものもあるので、なんとなく進んで楽しめる感じですね。
やはりほとんど人はいません……。
人気ないのかなあ……ないんだろうなあ……。
でも、おかげでゆっくりと見て回ることができました。
再利用するためにカットしたお札があったり……
なんだかよくわからないけれど数字が入れ替わる部屋では、座って休憩することができたので、ここでしばらくぼんやりと数字を見ていたりしました。
しばらく休憩して順路を奥に行くと、大きな金庫があります。
すごいおっきくて、ゴジラくんよりも大きかったです。実際に見ると迫力がありますね。
「い号」には入れませんが、「ろ号」の金庫には入ることができます。
分厚い扉を抜けて中に入ると……
「1億円を持ち上げてみよう!」というコーナーがありました。
ちなみに、実際の紙幣ではなくて、紙幣と同じ紙を使った1億円分の紙の束です。
実際に持ち上げてみると、結構重みがあります。
ちなみに、約10キロくらいとのことで……実際にこれを持ち歩けるかというと、大変ですよねえ。銀行があってよかった!!
(そんなにお金持ってないけど)
さらに金庫の中には1,000億円(分の紙)が置かれています。
このボリュームになると、もはや紙の束ですね! 実際にお金で置かれていても、なんだか現実感がなさそうです。
そして、ありましたよ顔出しパネル!!
まさかの1万円札の顔出しパネルです……。
すごい!!
あまりの感動に何パターンも角度を変えて写真を撮ってしまいました(笑)。
ちなみに、ゴジラくんの顔がものすごくいい表情をしているのですが、お見せできなくて残念です……。
そんなわけで金融資料館を堪能したみなとゴジラくん。
あとで写真のタイムスタンプを見たら、なんとここに1時間以上も滞在していました。
ゴジラくんはお土産に、裁断された紙幣が入ったボールペンを購入です。
金融資料館
≫金融資料館
少し疲れてしまったこともあり、近くで休憩をとることに。
桑田屋の「ぱんじゅう」で休憩! 旧三菱銀行小樽支店の中にあります
どこかで休憩したいなとぶらぶら歩いていくと、どうやら入れそうなお店がありました。
旧三菱銀行小樽支店ということで、建物の見た目は非常に重厚なのですが、観光案内所みたいになっていて、どうやらすぐ裏がバスターミナルになっているようです。
ここの中に入っている「桑田屋」さんで、小樽名物「ぱんじゅう」を食べることにしました。
持ち帰りもできますが、イートインスペースがあったのでそちらでいただくことにしました。
ガイドブックにも載っていたのですが、あまりチェックしていなかったので、偶然ですが食べれてよかったなと思います。
ぱんじゅうは結構いろいろな味がありますが、みなとゴジラくんは、つぶあん・こしあん・チョコ・クリーム・抹茶あん・カマンベールチーズの6つを頼みました。
確か、3つと飲み物でセットになって少し割引されるので、ふたり分で6つを購入した記憶があります。
サイズはやや小ぶりで、ちょっと大きなたこ焼きといった感じです。
たこ焼きのように熱くはないので、猫舌のみなでもちゃんと食べられます。
ひとつひとつの味が結構しっかりしていて、クリームのものも、あんこ系のものもとてもおいしかったです。さすが名物になるだけはありますね。
お昼を食べてそれほど時間がたっていなかったので、あまりお腹は空いていなかったのですが、ふたりで6つをぺろりと食べてしまいました。
可能ならお替りしたかった……。
(だから太るんですけど)
ぱんじゅうの桑田屋
≫ぱんじゅうの桑田屋(小樽運河ターミナル)
甘いものを食べて気分も落ち着いたところで、今度は小樽といえばここ! な「小樽運河」へと向かいます。