時差ボケに悩まされる私と、結構元気なゴジラくん。
クラブクールで休憩した私たちは、スペースシップ・アースへとやってきました。
前回の記事はこちらです。
スペースシップ・アースとは?
歴史上最古の時代へタイムスリップして、石器時代からコンピューター時代と言われる現代までのコミュニケーションの歴史を巡っていこう。
ライドに乗って時を越え、現代の通信技術の基礎が生み出された歴史的瞬間を巡っていきましょう。(公式サイトより)
というわけで、こちらもゆっくり移動するじっくり系ライドです。
乗り物の傾向としては、ホーンテッドマンションとかに近いでしょうか? 椅子に座って、周りの展示物を眺めながら進む内容になっています。小さなお子様も安心です。
しかし、何より特筆すべきなのは、スペースシップアースは、なんと、エプコットのシンボルになっているあの大きな球体なのです。
そう、あれはアトラクションなんです。
これを聞くだけでも、絶対スペースシップアースに乗りたいって思いますよね?
私はそう思いました。
別日にファストパスも予約していたのですが、せっかくなので次のファストパスの時間まで並ぶことにしました。
スペースシップアースの待ち時間とキューライン
私たちがスペースシップアースへたどり着いたのは、11時半ごろ。
待ち時間は約30分でしたが、今までのアトラクションでは、待ち時間よりもおおむね早く列が進んでいたこともあり「どうせ15分くらいで入れるんでしょー」と思っていました。
しかし、それは壮大なる間違いだったのです。
お昼の少し前ということで、朝がゆっくりなアメリカの人たちも、続々とパークへ訪れる時間帯です。
しかも、ファストパスプラスを持っている人たちが訪れるため、スタンバイ列の進みはどうしてもゆっくりになりがち。
待ち時間は、30分を超えて45分ほどかかりました。
しかも、スペースシップアースのキューラインは、外です。
太陽が真上にある昼の時間帯、大きな球体も私たちに日陰を作ってはくれず……炎天下で待つことになります。
これが、正直きつい!
せっかく並んだので……ということで45分以上待ちましたが、もっと時間帯を選べばよかったです。
昼間のスペースシップアースに並ぶのは本当に大変です。
ちなみに、1時間過ぎたら外の列はずいぶんと短くなっていました。
もう少し遅い時間にするか、あるいはもっと列の短いタイミングを狙っていくのが大事だと痛感しました。
そんなわけで、やっと入り口に到着。
中には宇宙のイラストが飾られています。
ここからいよいよ、スペースシップアース、つまり「宇宙船・地球号」に乗って、時間の旅に出発です!
スペースシップアースにライド!
スペースシップアースは、前後二人ずつ、合計4人乗ることができます。
アナウンスの言語が選べるようになっていて、日本語が選択できるので、アトラクションの内容はしっかり理解できますよ。
前半は発明の歴史を勉強
スペースシップアースのコンセプトは、意思伝達手段の発明の歴史。
文字を生み出し、そしてそれを書き残すことによって、人間は過去の経験を知識とすることができました。
石板から紙へ、印刷へ、そしてコンピューターへと、より早く、より多くの人に伝える方法が生まれて行く流れが、各時代ごとに人形で表現されています。
そんなわけで、現代までの発明の流れを見るのが、前半です。
まるで社会科見学をしているような気分になりますよ。
ゴジラくんはこのあたりの歴史にも詳しいようで、ナレーションが流れる前に「あれは○○でしょ?」などと言っていましたが、私には、ちょっと早送りだったかなあ。
もう少しゆっくり勉強したかったなと思います。
後半はこれからの未来の話
これまでの話が終わったら、その次は「これからの話」です。
未来において、人間は宇宙へと飛び出し、より様々な理想の生き方を選ぶことができるようになる、という内容になっていました。
ここで、あの大きな球体の中をしっかりと見ることができます。
なんと、あの球体の中は、一面の宇宙空間になっていました。
あの大きさの中を使っているわけですから、とにかく天井が高い高い。
プラネタリウムなどの何倍も奥行きがあるので、吸い込まれるほどの迫力です。
大きさに目が眩むほどの星空は、まさに一見の価値ありというところでしょうか。
古い建物なので、端っこの方に行くと建物の形がわかっちゃうんですけどね。
あなたの未来はこうなる?
ここでは、モニターを使って理想の未来の質問に対して、選択肢を選ぶことができます。
選択に基づいて、どんな未来が待っているかを、映像化して見せてくれますよ。
ちなみに、アトラクション内で撮影された写真が自動的にはめ込み合成されるのですが、みなの写真はきちんと撮影されていなかったのか、全然違うキャラクターの顔になっていました。
ゴジラくんの顔は撮影はされていたものの、半分ぐらい欠けていて、なんだかシュールでホラーな映像です。
映像に関しては、なんかいろいろと残念です。
まあ面白かったですけど…!
そんな感じで、映像の終わりとともに、スペースシップアースも終わりです。
アトラクションを出る前にやりたいコト
WDW内、特にエプコットには、アトラクションを降りると、様々なアミューズメントが用意されています。
スペースシップアースの場合、アトラクションを出る前に、このスペースシップアースに乗ったいろんな人の顔写真が浮かんだモニターがあります。
その近くに端末があるのですが、その端末から、アトラクション内で作成された映像を自分のメールアドレスに送ることができます。
テストトラックの記事で紹介した、写真を送るのと同じような仕組みですね。
変な映像も、後から見返すと楽しいものなので、ぜひ送っておきましょう!
無料ですから!
また、「未来はこうなる」みたいな予想を見ることもできます。
ちょっと日本語が怪しいですけどね。
トモローって。
他にもいろいろとゲームがあり、小さい子供たちがこのアトラクションを終えた後のスペースでかなり遊んでいましたので、お子様連れの方にはとてもおススメです。
次は、ファストパスを取っていたミッションスペースへ向かいますが、その前に、トランスレーターを借りることにしました。
次回の記事でご紹介します。